ディナーでの出来事。
2007.05.29
私たちは今日1日の買い物で、すっかり自信をつけました。今朝はプラム1個買うのに30分も逡巡していたのに、いい気なもんです。さて、そういうわけでレストランに挑戦してみようではないか!ということになり、夕食は日本人にも人気があるという、チョールナヤコーシカに行くことにしました。
チョールナヤコーシカは黒猫という意味です。人気があるようで、次々とお客さんが訪れます。
なんとなく胸騒ぎ
ええ、行く前からなんとなく胸騒ぎはしていました。このまま何もかもうまくこなして1日が終わるなんてね。ねえ・・・。
メニューを見てもわかりませんので、またもや「ひとり歩きのロシア語自遊自在」の料理のページを見ながら、適当にパンやらスープやらサラダやら、私が食べたがっていた魚やら、くますけが食べたがっていたペリミェニやらを頼んで、ま、デザートはあとで決めればいいと、ふとメニューを見ました。
問題発生
えっと、値段がこれまでの店と少し違うわけです。それはそうですね、量も違うし味も違う。こちらはレストランですから。
そして私たち、財布を見たら、なんと日本円にして2500円くらいしか残ってませんでした。足りねえ~!というよりさっき頼んだメニューの分すら払えねえ~。
ロシアではディナーこそが食事です。メインです。手持ちの金額を確認せずにレストランに行くべきではありません。
とりあえず内心焦りまくりながらも平静を装い、先ほどの店員さんにクレジットカードが使えるか聞いてみました。答えはもちろん・・・使えないとのこと(サハリンではほとんど使えませんから)。困った~!!
事情を説明したところ、店員さんが機転を利かせてメニューを変更してくれました。一通り楽しめて、安くて、おなかがいっぱいになる物を選んでくれたんですね。助かった~。ペリミェニは食べましたよ。
料理は少なくなりましたが、とてもおいしかったです。
ところが会計をお願いしたところ、なんと本当にちょっとだけですが、まだ足りなかったんです・・・。いやあ、本当に恥ずかしかったですね。再度、先ほどの店員さん(ヤーナさんといった)に説明して、明日足りない分を支払いに来ると約束し、帰りました。店長さんも含め理解ある人たちでよかった。ちなみにこのお店は英語が通じるんです、ヤーナさんも英語が話せました。それでどうにかトラブルを解決できました。
もちろん翌日お金は払いました。いやー、お世話になりました。ヤーナさんスパシーバ!
3日目①に続く
ロシアではディナーこそが食事の王様!
ディナーはランチの2倍くらい食べるらしいです。ディナーに行くときはそれなりにお金を用意していきましょう。